恋人達に睡眠で6のお題
1.寝言
2.寝相で蹴られても、落とされても。
4.いつの間に潜り込んできてたんだ…?
5.寝顔
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一通りのことを済ませて、足立が掛け布団を羽織ると、
明日も学校があるはずの少年が、隣にもぐりこんできた。
「狭い」
「シングルベッドですからね。日曜日、キングサイズ買いに行きます?」
「玄関通らないし、君が出ていけば済む話だからね?」
ぎゅっ。
「・・・ちょっと」
「広くなったでしょ?」
「暑い。身動き取れない」
「足立さんの肌、気持ちいいです」
「ちょっ、今日はもうしないって・・・!」
「じゃあ、抱きしめて寝ていいですか」
「やだ」
「キスしたくなりました」
「意味わかんないんだけどっ」
「足立さんが可愛いのがいけないんです」
「うるさい。もう寝て。そのかわり変なことしたら蹴飛ばすからね」
「おやすみなさい」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「キスだけしていいですか」
「・・・」
「足立さん?」
「あ〜も〜うっさい!」
ちゅっ。
「今日はこれで終わり! じゃっ!」
足立は布団の中に頭をもぐりこませた。
「足立さんからの・・・キス」
うっとりと呟く隣の足を、思いっきり蹴った。
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けだるさと寝苦しさに、堂島は目を覚ました。
昨日の深酒がまずかったかと寝返りをうとうとして、自由にならない体に
違和感を覚える。
べたつく肌。
体に巻き付いている誰かの腕。
「げっ」
しっかり目を開けると、裸の胸が見えた。
「・・・やっちまった」
同僚に抱きしめられている状況。
まずい。
これはまずい。
堂島は冷や汗をかいた。
足立に「好きです」と言われたのが2週間前。
初めは冗談だろと流していたものの、
仕事場では見られないほどの押しの強さに、
戸惑いながらも付き合い始めて。
悪戯のようなキスをされたことはあっても、堂島からしかけたことはなかったし、ましてや体の関係なんてものは・・・。
昨夜が初めてだったらしいな。
痛む体に、断片的な記憶が思い出される。
恥ずかしさといたたまれなさに、頭をかきむしりたくなったが、
足立に抱きしめられているせいで、腕すら自由にならない。
くそ。まずい。まずいぞ。
ぐるぐる回る思考の中で、目覚ましを見た。
起床時間的にも、かなりまずい。
「おい。足立」
反応はない。
体を少しずらして、足立の顔に自分の唇を近づける。
「起きろ。起きないと遅刻するぞ」
「・・・」
「くそっ。すやすや寝やがって」
あまりにも安らかで気持ち良さそうな寝顔に、このまま寝かせてやりたい気もするが。
「起きろコラ! てめぇ早出だろ!」
声を荒げても、全く効果はない。
むしろ寝息が大きくなっているような・・・。
「くそっ。どうすれば」
(堂島さん、キスして)
蘇る昨夜の情景。
あのときの甘いお願いに、カッと頬が熱くなる。
(強情だなぁ。まぁ僕が食っちゃいますけど)
何思い出してるんだ俺は!
こんなことをしてる場合じゃないのに。足立の声が・・・。
(堂島さんがキスしてくれたら、僕、なんでもしちゃうかも)
「・・・くそっ」
奥歯を噛んで、絞り出すように小さく言った。
「起きないと・・・キスするぞ」
そっと唇を近づける。
「ほ、本当に、する、からなっ」
昨夜さんざん自分を泣かせた唇を見る。
薄くて思ったよりも整った形をしている。
初恋の相手のように、軽く震えながらキスした。
「・・・起きねぇし」
そりゃそうだよな・・・。
くそっ。俺は馬鹿か!?
羞恥で、真っ赤になる全身をどうすることもできず、俯く。
もぞり、と足立が動いた。
え、今ので本当に起きて・・・。
顔を上げると、避ける間もなく深く深く口付けられて。
「んっ! ・・・っ、あっ」
ぴちゃぴちゃと卑猥な音が、響く。
「足立っ、ふぁっ」
息苦しさに、離れようとすると、首の後ろを押さえつけられ、さらに密着する。
「おまえ、起きてただろ!?」
はぁはぁと呼吸を荒げると、足立はニヤニヤと笑った。
文句を言う前に、また口内を貪られ反論ができない。
とろとろにされたところで、足立が二人分の性器を握った。
「今日は早出・・・!」
「じゃあ、風呂でやりましょう」
「はぁっ!?」
「支度もできて、一石二鳥でしょ?」
怒号は足立の口内に吸い込まれて。
本当に「なんでも」されてしまったのだった。
お題お借りしました! >>>TOY*
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